LDっ子の親の自己肯定感
LDっ子の親は、もしかしたらLDっ子と同じぐらい自己肯定感の危機に晒されるかもな、と最近とみに思います。
普段は「この子のペースで見てあげよう。他の子と較べないようにしよう」と堅く誓っていても、学校の勉強を当たり前のように苦労なく習得している他のお子さんたちを見ると絶望的な気持ちになったりします。
私はゴン太以外の子供のことは絶対に見ないようにしています。そうでないと、気持ちが崩れ落ちてしまいそうで。だから、ママ友づきあいなんて一切しません。他の「普通の」お子さんたちの話を聞いて、まともな精神状態を保てる自信がありません。
ゴン太以上に、私のほうが自己肯定感が落ちてしまっている気がします。
LDっ子や発達障害っ子の親御さんは、そういう人が結構多いような気がしています。「どうして私だけこんな苦難を背負わなくてはならないんだろう」と。
現実の世界で孤独を強いられているからこそ、ブログやSNSといった形で同じ状況にいる親御さんたちと繋がり合っていけたらいいなと私は思っています。
今日はそんな私が読んで救われた本をご紹介します。
この本、大泣きしながら読みました。定型発達児の母親の言葉に傷つき、定型発達児をうらやみ、自身の運命を呪ったお母さん(立石美津子さん)が、ギリギリの状態での育児のなかで、少しずつ息子さんの障害を受け入れていく過程。とても涙なしには読めません。
私もいつか、ゴン太のLDを受け入れて笑って生きていくことができるのでしょうか。
笑って、泣いて、笑って、泣いて。
受け入れては絶望し、また受け入れては絶望し。
毎日がジェットコースターみたいです。疲れます。
本日も読んでくださりありがとうございました。
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